青首大根

「こんばんは、ゴールデンウィークも終盤となりました。

季節を彩る花も変わってきましたね」




「畑では大根にも花が咲いています。

よく売られている青首大根は地上にせり出してくる性質があり

こんな状態になっているのを見かけることもあります」




「この状態からしばらく成長すると葉が広がり」



「ぐんぐん上にのびて花が咲きます

"トウが立っている”という状態になります」



「アブラナ科らしい白い花がかわいらしいですね」




「やがて鞘が出来てこの中に種ができます。」




「青首大根のような作物を植物の世界ではF1種とよばれていて

この鞘の中から採れた種をまいても、青首大根は育ちません。

F１種とは違う品種の大根と大根をかけあわせて『病気に強くやわらかい』などの

特定の性質をもった品種を目的として作られた作物をいいます。

大根に限らず、トマトやナスの元々は自家受粉で実る作物で同様の事が行われています。」




「毎日口にする野菜や果物にもいろいろな技術がつかわれていてびっくりですね。

沖縄県は既に梅雨入りだそうです。あっという間に夏になりそうですが

みにゃさま、お身体に気をつけておすごしくださいね。ごきげんよう～」

ちょっとだけ補足