セイタカアワダチソウ [美猫キャスター]
「こんばんは〜
今日はセイタカアワダチソウについてお伝えします」
「セイタカアワダチソウは北アメリカからの帰化植物で日本全国で見られます。
茎は1mから2.5mになり多数の黄色い花をつけます。」
「一時期はブタクサと共に秋の花粉症の原因とも言われましたが
セイタカアワダチソウは虫媒花で花粉も重い為、
現在では花粉症の原因にはならないのではと見られているようです。」
「日本では代萩とも呼ばれます。
茎を乾燥したものはすだれやお茶の材料にも利用されるんですよ。」
「セイタカアワダチソウには根から周囲の植物の成長を抑制する
アレロパシー物質を出すことが知られており、イネ・ブタクサ・ススキの育成を抑制。
この効果で戦後の日本でセイタカアワダチソウが急激に広かったと言われています。」
「このように休耕田一面にセイタカアワダチソウが咲いているというのも納得ですね。」
「元々日本へは観賞用の切り花として導入されたそうです。
現在では環境省が定めた、生態系被害防止外来種リストにも名前が上がっており
根から抜いての駆除が勧められています。
在来種の保護のためにも気をつけたいですね。
キャスターのらいむがお届けしました〜」