蕎麦の花 [日常]
「こんばんは〜
9月も下旬となってやっと少し涼しいと感じる日もありますね。」

「奈良県桜井市笠地区では9月の中旬ごろからこんな花が見頃を迎えています。」

「白い蕎麦の花です。
笠地区は標高が標高400〜500mとそば作りに最適な
気候・風土に恵まれ、良質なそばの実が育ちます。」

「蕎麦は成長が早く種まきから20日ぐらいで花が咲き、
70日ぐらいで実が取れると言われます。
今年の笠地区では8月13日に種が蒔かれて今が見頃なので
本当に早いですよね。」

「蕎麦は一株で二千個もの花を咲かせますが自分の花だけでは実をつける事ができず
蜂などの虫の力を借りて受粉する虫媒花です。
蕎麦の花には長花柱花と短花柱花があり単独では受粉できない仕組みになっています。」

「同じ型の花同士では実がならず、長花柱花と短花柱花でじゅふんしないと結実出来ず、
こんなにたくさんの花を咲かせるにも関わらず実として収穫できるのは
なんと一割ぐらいなんですって!」

「蕎麦の花は今月下旬ごろまで見頃です。
甘い香りがしていますので、虫が苦手な方は注意してくださいね。」

「美味しいお蕎麦ですが、色々と知らないことばかりでした。」
「11月ごろには新蕎麦が出回るようになりますので
それが楽しみだという方もおいいでしょうね。」

「暑さ寒さも彼岸までという秋のお彼岸となりました。
過ごしやす気候に早くなってほしいですね。
キャスターのらいむがお伝えしました〜!」